8月に読んでおもしろかった本、よかった本です。
(*マークがあるものは再読本)
書籍
- 『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』山下泰平(柏書房)
- 『旅する練習』乗代雄介(講談社)
- 『NOVA 2021年夏号』大森望₌責任編集(河出書房新社)
- 『短くて恐ろしいフィルの時代』ジョージ・ソーンダーズ /訳 岸本佐知子(河出書房新社)
- 『日本SFの臨界点 中井紀夫 山の上の交響楽』中井紀夫 / 伴名練₌編(早川書房)
漫画
- 『コスモス』 光用千春(イースト・プレス)
- 『子犬のこいぬ 2』 うかうか(イースト・プレス)
- 『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚・北海道編ー』6 和月伸宏(集英社)
- *『かげきしょうじょ!!シーズンゼロ』上 斉木久美子(白泉社)
- *『かげきしょうじょ!!シーズンゼロ』下 斉木久美子(白泉社)
『舞ボコ』の通称で噂だけは耳にしていた本を今更ながら読みました。おもしろすぎてげらげら笑いながらあっというまに読了。『日本SFの臨界点』シリーズはほかのもおもしろそうなので読んでみたいな。
昨年読んだ光用千春『たまご』(小学館)があまりにもよかったので、kindleで『コスモス』も買っていたんだけど、なぜかすっかり忘れていたのを思い出して一年越しに読了。kindle本は紙よりも軽率にぽんぽん買ってしまいがちなので、積読したまま忘れている本や漫画がおそらく結構ある……。『るろうに~』の6巻は7月にもう読んでいたんだけど、忘れていたのでこちらに。『かげきしょうじょ!!シーズンゼロ』はアニメ視聴にあわせて再読したくなり読みました。アニメもおもしろいです。
書籍でも漫画でもないけど、文芸誌『新潮』の2021年9月号は「創刊1400号記念特大号」ということで、購入してちまちま読んでいます。
同じく、『幻想と怪奇7 ウィアード・テールズ 恐怖と冒険の王国』も伊藤なむあひ「天使についての試論」目当てで購入して読みました。