ごじゃはげ

日記と雑記とみじかい創作

セイタカアワダチソウ

短編集が出たのでブログを更新しようキャンペーン。

ランニングをするときはだいたい土手を走っているんだけれど、我が家から行ける土手には荒川と隅田川の二種類あって、荒川のほうがちょっと近いので時間に余裕があったり長い距離を走りたいなというとき以外はたいてい荒川の土手を走っています。荒川の土手は隅田川より景色が殺風景で、広々としてはいるんだけれどどこまで走ってもそんなに変化がないのでどちらかというと退屈なコースです。隅田川のほうにくらべるとあまりにも地味。でも私は音楽を聴きながら考え事をして走るのが好きなので、景色が退屈でもそんなに気になりません。景色が楽しいところを走るのも好きだけど、景色が退屈なところをルーティン的に走るのも同じくらい好きです。

そんな荒川でも季節ごとに草花の変化だけはいちおう観測できて、今はセイタカアワダチソウが真っ盛り。

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セイタカアワダチソウ、私は見るたびに「マヨネーズ和えにしたら美味しそう……」と思います。たぶん固ゆで卵の黄身の色によく似ているからでしょうね。たっぷりのマヨネーズで和えてレタスといっしょにもりもり食べたり、食パンにのせてトーストして食べたりしたくなる色。

私は前世が無人島に流された猿だったので、雑草とかを見てもまっさきに「食べられるかな?」と思ってしまいます。ちなみに無人島に流されたのは、人間に危害を加えたから。
いちおう書いておくと危害を加えたのは正当防衛で、でも猿なのでそんな弁明をできるはずもなく、唯一の目撃者だった娘さんが懇願してくれたおかげで命だけは助けてもらって島流しですみました。無人島はちいさな荒れた島で、草木も少なくて人も猿もおらず、それでも島での暮らしはけっこう楽しくて、数年後に流されてきた別の猿と番いになって子孫繁栄、寿命も全うしたけれど死ぬ寸前に、ああ来世ではあの娘にお礼が言いたいなと思ったので人間に生まれてきました。
ただしあの娘が今世で人間に生まれ変わっているかどうかは不明。島は今でも瀬戸内海にあって、野生の猿がわんさと暮らす猿島としてちょっと有名になっています。

全部今考えたんですが、こんな感じでどうですか。ブログに何を書けばいいのか本当にわからないですね。

今日も宣伝貼っておきます。よろしくどうぞ!