10月に読んでおもしろかった本、よかった本です。
(*マークがあるものは再読本)
書籍
- 『中国史SF短編集 移動迷宮』大恵和実=編(中央公論新社)
- 『海界』阿瀬みち=編
- *『新装版 レズビアン短編小説集 女たちの時間』利根川真紀=編訳(平凡社)
- *『さびていしょうるの喃語』多宇加世
- *『メタリックリカⅡ』吉田棒一
漫画
- 『まるごと 腐女子のつづ井さん』つづ井(文藝春秋)
- 『藤本タツキ短編集17-21』藤本タツキ(集英社)
- 『おともだち』高野文子(筑摩書房)
- 『死都調布ミステリーアメリカ』斎藤潤一郎(トーチコミックス)
- *『魔法騎士レイアース 新装版』1~3 CLAMP(講談社)
- *『魔法騎士レイアース2 新装版』1~3 CLAMP(講談社)
同人誌とか個人出版(個人出版と言うのかな?)のものをどういうふうに書けばいいのかずっとわからなかくて曖昧にしていたんだけど、もう書籍のほうに入れていくことにしました。ものによってはZINEという類のものもあるっぽいんだけど、ここでは書籍にカウントしていくことにします。しました。
ということで、すでに近々で読み終っていたものも今回入れておきました。でも『さびていしょうるの喃語』と『メタリックリカ』はデスクのすぐ手に取れる位置に置いてあり、仕事の休憩中などにぱっと開いたページを読んだりしているので、再読というのもあながち間違いではないです。どちらも、どのページをぱっと読んでもたのしい本。
あと再読本としては『新装版 レズビアン短編小説集 女たちの時間』。私はこの本が大好きで、ひさしぶりに読んだのですがやっぱりとてもよかった。これをしみじみ再読していたことが、10月読んだ本で「よかった」と思えるものが少ない一因のような気もします。
『中国史SF短編集』はトウキョウ下町SF作家の会の斧田小夜さんから話を聞いていたので、ぜひ読みたい!と思っておりついに読みました。私は中国史にかなり疎いほうだと思うんですが、脚注が親切で知識がなくてもとても読みやすかったです。昨今目にする中国SFで見かける著者名がちらほらあり、どれも面白く読みました。アンソロジーは気に入った話があると、そこからその作家を掘っていけるから楽しい。
『魔法騎士レイアース』もかなりひさびさに再読。Amazonのkindleセールになっていて、ついぽちっと買ってしまった。私は世代的にアニメから入ったほうなのですが、漫画もおもしろいよね。話の展開がわりとはやい漫画という印象。
漫画はあいかわらず書き落としがあるような気もする。いちおう気づいたときに読んだ本はメモしているんだけど、漫画はKindleで読むのが圧倒的に多いからついつい落としてしまうんだよね。